だるさや立ちくらみ,もしかして貧血
からだがだるい,疲れやすい,めまい,立ちくらみなどこれらの原因はさまざまですが,貧血にともなう症状として現れることがあります。
「貧血」とは,血液の中の「ヘモグロビン」が少なくなっている状態のことです。
※ヘモグロビン=肺で取り込んだ酸素を全身の細胞へ配送し,二酸化炭素を載せて戻ってくる配送屋みたいなもの
特に女性は月経で血液を失うため貧血になりやすく,たとえば若い女性は過度なダイエットや偏食などによって貧血になる人が増加傾向にあるとされています。
さまざまなタイプの貧血のうち,60~70%を占めると言われているのが,鉄分が不足して生じる鉄欠乏性貧血です。
鉄分の摂取不足のほか,月経や消化管からの出血によっておこる場合があります。
なお怖い原因として,骨髄の働きが低下しておこる再生不良性貧血などもあるので,気になる症状がある場合は一度検査を受けるのもいよいかもしれません。
自身での対処法
普段の食事から鉄分を摂取するのが一番です。
栄養バランスを整えることを基本とし,鉄分の多い赤みの肉や魚介を積極的にとるようにします。
治療
一般的な鉄欠乏性貧血の場合,鉄剤の内服が基本です。
また難治性の貧血が考えられる場合やその他の病気の可能性の場合,受診によって原因を見つける必要があります。
また鍼灸やオイルマッサージによって,体調を整えて血液や鉄分の激しい消耗を防ぐことも効果があります、
貧血と鍼灸
東洋医学では気(気)・血(けつ)・水(すい)が整っているときを健康ととらえ,このバランスが崩れたときにからだの不調が生じると考えます。
このうち貧血と深い関係にあるのが「血」で,血が不足するタイプが基本となります。
ただし「気」には,血を作り出したり血を全身に運んだりする働きもあるため,血が不足するタイプとともに「気」が不足したタイプも同時に見られることが多くあります。
そのため鍼灸では貧血に対して,不足した気を補って胃腸のはたらきを整えると同時に,不足した血を増やすことが基本的方針となります。
「血」が不足すると
- 顔色がわるい
- 頭がふらつく
- 動悸がしやすい
- 眠れない
- 舌の色が白っぽい
「気」が不足すると
- 体がだるい
- 意欲がわかない
- 疲れやすい
- 食欲がわかない
- 軟便ぎみ
このような症状がある方はぜひご相談ください。