心も体も健康にする質の良い睡眠
スマホの普及に伴い目を使いすぎる傾向にあり,その一方で屋外での活動量が減って太陽光を浴びる時間が短い傾向があります。
不眠を引き起こす原因はさまざまで,飲酒やカフェイン・薬物・その他の病気(慢性の痛みなど)のほか,睡眠中に呼吸が頻回止まる睡眠時無呼吸症候群や足がむずむずして眠れなくなるむずむず脚症候群,夢遊病のように睡眠中に大声を出したり動いてしまうレム睡眠行動障害などがあります。
また認知症やうつ病などで眠れない場合もあります。
自身での対処法
「同じ時間に起きて,同じ時間に寝る」規則正しいを心がけ,また寝酒は睡眠のリズムを狂わせるので控えるようにします。
寝床に入ってからはあれこれ考えるのをやめ,寝る前のスマホも控えましょう。
日中に太陽の光を浴び,適度な運動も効果的です。
足湯など自分にあったリラクゼーションをおこないましょう。
治療
睡眠の質や量を向上させるための生活指導が基本となり,不眠のタイプにあわせた睡眠薬や漢方薬を用います。
また鍼灸やオイルマッサージによる,ストレスの軽減やリラクゼーション作用も効果があります。
不眠と鍼灸
東洋医学では気(き)・血(けつ)・水(すい)のバランスが整っているときを健康,崩れたときにからだの不調を生じると考えられています。
気の巡りが乱れているタイプだと,興奮して眠れない状態になります。
一方で気や血が不足しているタイプだと,心身が疲れすぎて眠れない状態になります。
気が不足しているタイプだと,胃腸の働きが弱った状態でぐっすり眠ることができません。
血が不足しているタイプだと,足が冷えて寝つけず,寝入ってもすぐに目が覚めて何度もトイレに行くといった特徴があります。こういった場合,毎日足湯を15分ほどすると改善の方向にいくことが多いです。
気の巡りが乱れているタイプ
- イライラしやすい
- のぼせやすい
- 不安や焦りがくる
- めまいや立ちくらみしやすい
気が不足しているタイプ
- からだがだるい
- 食欲不振
- 便秘や下痢がつづく
- 疲れやすい
血が不足しているタイプ
- めまいがする
- 動機や息切れ
- 顔色が蒼白い
- 皮膚が乾燥する
このようなお悩みがあればぜひご相談ください。